詩街地

自作の詩を投稿します。

2024-03-08から1日間の記事一覧

僕は歩く

小さな机の上に置かれた 大きな運命のような欠片たち そんな対偶をなぞるように 僕は長い道を行き走っては疲れた いつの日か見た朝日を思い出した この上なく静かに輝いていて 吹き抜ける風をも忘れさせるほど 確かで真っすぐな存在 架けられた橋よりも この…