灯をともそう
流れゆく時の中で
確かな愛をしっかりと受け止めよう
灯をともそう
もう迷わなくていいから
握りだした手は もう離さないから
白い息が仄かに香る夜
机の上には恋しい晩食の破片
君は誰よりも忙しく生きているね
その腕の傷をひたむきに隠しながら
でも もう苦しまなくてもいいよ
今宵君と同じ世界に浸ろう
目を閉じればすぐに分かるだろう
僕らの揺るぎなき絆が
また輝き始めるね
今は何一つ怖くない
時には一人になりたくなるよ
空に全てを吐き出したくなるよ
それでも君がいる ちゃんといるから
灯をともそう
もう迷わなくていいから
歩き出した僕らに終わりはないから