詩街地

自作の詩を投稿します。

桜、降る

水色の空をそっとなぞっていたら
この空気を愛しく感じた

突然の始まりを今 私に告げよう
不確かな世界の中に確かな希望がある

桜、降る
静かなる序章が刻まれる
新しい匂いが私を鮮明に染める
夢の膜に誰よりも早く触れよう
覚悟はできた 己をいざ磨こう

さぁ 名もなき道へ