冷たい風が頬をなぞれば
やがて気付くだろう この夜の壮大さに
橋の下から聞こえる轟きに
目を閉じて想いを捧げよう
さあ流れるがいい 果てなき河よ
美しく狂え 前だけ向いて流れろ
閉ざされた心はたやすくほどかれる
生命を感じる
見上げた月はどこか切ない
あまりにも綺麗に輝くからだろう
いつか魔法は解けてしまうけれど
終わりを思えば終わってしまう
さあ流れるがいい 果てなき河よ
静かに響いて激しく駆けていけ
一目して僕は永遠を誓った
その勢いを胸に
さあ流れよ
轟けよ
果てなき河よ