急に目が覚めた 何かを思い出した
外へと飛び出した どこまでも純粋な気持ちで
空の三日月が何故か心にしみて
立ち止まり夜風を浴びて また走り出した
あの日何気なく吐き出した僕の言葉が
繊細な君の心を突き刺したんだ
この罪を犯していながら 分かっていながら
何もせず過ごしていた僕がいた
僕の底から這い上がろうとしている言葉を
今胸に秘めて この夜路を行く
一千一秒も延々と
変わりなき友情を磨いてくれた
どこまでも輝いていた過去の破片が
走馬灯の如く 脳を巡っていく
君に出会い 君と学んで
君を想って また君に出会って
時はどこまでも鮮やかに刻まれていた
かけがえのない形が僕らの全てだった
会いに行く
君に会いに行くよ
確かな意志を連れて